ヒートショックという言葉をご存じですか?

真冬の暖房された部屋から、寒い部屋に移動した時、体が一定の温度を保つために血管が急速に収縮し血圧が急激に上昇する状態になるものです。

家の温度差をなくすことがヒートテック防止につながります。

段差をなくすバリアフリーだけでなく、室内の温度差をなくすバリアフリーへ。

そのためにも蓄熱保温効果は重要な役目を果たしています。

蓄熱保温効果がヒートショックを防ぎます

「あったかい家」の場合サーモカメラの映像でも床面が暖かいことがわかります。

「さむい家」の場合冷たい床面が特に危険。足裏が温度を真っ先に感じる部分であり、健康にも影響します。

蓄熱保温効果の高い住宅では、全室の温度差が小さくなるため快適に過ごせます。その暖かさは真冬でも裸足で過ごせるほどです。

蓄熱保温効果の低い住宅では、ヒートショックの危険が高まります。冬場に暖かい部屋と、寒いトイレや洗面室、浴室との移動など急激な温度差が原因となります。

心疾患、脳血管疾患、溺死溺水は冬季に死亡者数が増加しています。

2011年には約17,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたとみられ、その数は交通事故による死亡者数(4,611人)を大きく上回っています(東京都健康長寿医療センター研究所調査より)。

対策は住宅のなかで寒い場所をつくらないこと、温度差をなくすことです。

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